気になるロレックスの今後の相場は!?
ブログをご覧いただき、いつもありがとうございます。ブランドピース池袋店です。
さて、気づけば目の前には秋。とは程遠く、なんだかまた少し夏のご陽気な東京。
週末からは冷え込みがやってくるみたいなので、昼と夜の寒暖差にはお気を付けを。
久方ぶりの今日は、よくお客様からご質問を頂く、ロレックスの買取相場につきまして・・・
ロレックス、相場上昇の理由は!?
近年、ぐんぐんと相場の上昇を見せているロレックス。そうです、王冠マークのロゴからして時計の王様ですね。
上昇の「理由」と致しましては以下です。
①お品数の少なさ
皆様はロレックスの正規店に行かれたことはございますか?
店頭にはシンプルなデイトジャストやデイデイト等、シンプルなドレスウォッチがメインで並んでおります。
憧れのデイトナやサブマリーナは月に数本程度の入荷。そうです。スポーツモデルが極端に少ないのです。
一説にはロレックスのブランド価値をさらに上げるために、マネージメントとして出荷数を減らしているといわれておりますが、ロレックスのみぞ知るところ。
加えて、これはエルメスやシャネルにも言えますが、職人さん不足。時計では組み立ての際の技術者の方たちです。
このような様々な要因が重なり、欲しいのに買えない!店頭に無い!といった状況が。
②海外需要の高まり
お次は需要が急速に増えたという点。
アジア圏はもちろん、近年は北米の需要も相まって、急速に国内二次流通市場のお品物が少なくなってきております。
理由は単純。日本の品は綺麗だからです。たとえ中古品であっても、手前どものように機械のメンテナンスを施し、さらには外装の磨き研磨まで。
もちろん何より「為替」の影響もありますよね。
今年の相場動向は!?
さて、上記を踏まえて少し早いですが今年の動向を振り返りましょう。
1月、やや相場に落ち込みが。
これは例年通り仕方がないのかもしれません。国内業者は年末商戦に合わせ在庫が沢山ほしいところ。ただその動きがひと段落した年始はわずかではありますが相場も落ち込みます。
2月から5月。
この三か月は目まぐるしく相場上昇が見られました。多少の蛇行はあったものの、明らかに近年と比較にならないぐらいの値動きでした。
6月中旬まで。
ピークです。はっきり言って私共も高すぎる・・・とうなるぐらいのお値段まで。
そして6月下旬ごろ。
大きな円高のあおりを受けて一気に値崩れが。
先述のとおり、海外需要向けの相場だったものが、やはり円高に振れるとなかなか日本で買おう!とはならないのです。これは致し方ありません。
人気モデルですと、ピーク時より20~10万円ほどの値下がりが。
8月中旬ごろ。
徐々にではありますが、相場が持ち直してきております。
毎日動向を観察していますと、適正価格を探っているような値動きを繰り返しています。
やはりロレックス。人気は衰え知らずですね。
総括
さてさて、長々と失礼を。
時たまお客様から、「ロレックス、値段が落ちてるんだよね?」とご質問を頂きますが、いつと比べて?が重要なのです。
時系列で記載させて頂きましたので、全てお読みいただいた方はお判りでしょうが、確かに今年のピーク時よりわずかではありますが相場は落ちております。
しかしながら、昨年の今頃と比べてもお値段が良いのもまた事実。年単位で見れは大きく上昇しているのです。
そして、円高のあおりを受けたのはほとんどが「6桁レファレンス」と呼ばれる、現行のロレックスモデル。
少し年数が経っている(10~25年前後)の5桁レファレンスなどはわき目も触れずぐんぐん上昇中です。
個人的にではありますが、セミヴィンテージブームもあり今後まだ少しは上昇傾向なのかな?と感じております。
今回の事例に沿わないモデルもございます。宜しければその時その時で是非ご質問くださいませ。
ロレクスに関しましては様々なモデルを取り揃えてまいりますので、ご売却をご検討中のお客様は是非とも当店まで。
出来る限りお力になりますよう尽力致します!