ケリードール　買取　エルメス

2020.02.28(金) | ブランドピース池袋店

アイテム名: ケリードール

ブランド名: エルメス

買取店舗: 池袋店

買取アイテム: ケリードール　ヴォーガリバー　オレンジ　D刻印（2000年）

ランク: 中古Aランク

買取金額 1,500,000 円

※買取額は状態や相場により変動します

本日は市場にあまり流通していないレアなケリードールについて解説していきます。

・ケリードールとは

ケリードールが最初に発表されたのは2000年記念として発表されました。
横幅約16cmとかなり小さいのですが、コレクターズアイテムとして抜群の人気があります！
ミニケリーでも20ｃｍの横幅なので相当小さい事が分かりますね。

ケリーバッグを基本に手・足・目・口・眉毛・鼻（金具）があり、かなり異色のバッグですね。
ちなみに、手と足の部分はワイヤーが入っているのでこの様に色んなポーズをとれますよ。

注意点としては、あまり強く・激しくワイヤーを動かすとワイヤーが折れてしまう事があります。
今までに腕が骨折してしまっているケリードールを何個も見たことがあります（エルメスブティックにて1ヶ月強の入院で完治いたします）

すしざんまい！！！

・ケリードールの定価

ケリードールは2000年の発売頃は40～42万円前後で販売されていました。
2000年にちなんで2000個の限定販売だったようですが一瞬で売り切れてしまいました。
状態・色によって大きく変わりますが当時発表された2000年製造のケリーの中古買取価格は140～180万円前後

数の多さにも比例するのですが人気の色は

（低）
オレンジ
ルージュアッシュ
ブラック
ブルー
アップルグリーン
（高）

2010年には
・香港SOGO限定のピンク　等　限定中の限定の珍しいケリードールもあります。

現在は一部VIP顧客のみですがケリードルをオーダーできるようになっています。
中古市場では400～1000万円くらいで取引されています・・・・高すぎですね汗

オーダーではアネモネ・ピンク・クレ・ブルーパオンetcたくさんの色がありますよ！

オレンジと黒が数が多いです。

・ケリードールを持っている・・・高く売るには？

ケリードールはエルメスの中でもコレクターズアイテムなので、現行で発売されているバーキンやケリー等よりさらに専門性が求められます！
主に海外へ販売する事が多い品なので海外への販路を持っているエルメスに精通したショップに買取依頼する方が査定額は高くなります。

個人間での取引では中々海外バイヤーに販売する事が難しいので高額の品は専門ショップに依頼した方が安心ですよ。

宣伝の様になってしまいますがブランドピースでは豊富なエルメス商品の販売実績や海外のバイヤー・ショップとの繋がりが多いので
レアな商品も高く評価する事が出来ます。

・ケリードールは修理できる？

ケリードールを持っていて、高く売れるならば売りたい・・・だけど20年前の品なので破損等があると言う場合
よくあるのが手足のワイヤーの破損や目の部分のヒビ割れ等です。

どちらも1～2万円前後で修理出来ます。
目の修理の場合は周りの糸を一度解き、新たに縫い直すので、購入当時の糸と若干の色味の差が出る場合があります。
私はケリードールマニアなので修理代は見ればわかるので修理せずにそのまま持って来て頂いてもトータルの金額に変動はありません。

・7年間のケリードールの買取価格　推移

※色がオレンジ　美品の場合

・2015年　100万円

・2016年　130万円

・2017年　150万円

・2018年　160万円

・2019年　150万円

・2020年　150万円

※ブルーやアップルグリーンは200万円overで買取可能です！

2017年～2018年頃にピークを迎えてかなり安定してきました。
2017~2018年頃は異常に高いと皆が言っていたので2020年現在の値段が適正かと（にしても高い・・・元々40万円です笑）
最近は数は少ないですが新品が出てきたので相場も一服感がありますね！

今後も値段が上がっていくかもしれないから持っておいた方が良いのでは？
とお考えの方もいると思います！結論から言いますと・・・

【相場が下がる確率は低いですが、これ以上に物凄く上がる可能性は低い】かなと思います。
何故かと言うと新品でもケリードールの販売が始まったので（現状一部のVIPのみ）中古市場に数が増えているんです。
2016・2017・2018年辺りはケリードールは全然数が無く、楽天市場などの大きなモールで探しても1～3個くらいしかないような状態でした。

3月7日現在は24個のケリードールが販売されています（新品・中古併せて）
今の状態だと値段が爆上がりする事は無いかなと査定士の立場からだと思いますね。

以前にもケリードールの記事を書いてあるので良ければコチラもどうぞ