バーキン リカラー 染め直しを比較してみた
ブランドピース池袋店 津田です。
バーキンの染め直し(リカラー)は街のバッグ修理屋さん~エルメスの専門で直しを行っている業者さんまで様々です。
もちろん、リカラーの上手さで査定額なども変わってきます。一見『これ・・リカラー?』って程に上手く染めれているものから『マジックペンですか?汗』と言うレベルの塗りもございます。
ちょうど池袋店にリカラー品と同じ色のバーキンがあるので比較してみました♪
バーキン35 ゴールド色(クシュベル)とバーキン25 ゴールド色(トゴ)
素材違いで若干色の見え方が違いますが、同じゴールド色です。
なんか、35cmと25cmを比べると大人と子供みたいですね。
10cmの違いって大きいなーと思いました。
角スレに違和感
どちらが染め直し(リカラー)か分かりますか?
上の写真は革の模様の上に色が塗られているように見えますね。
見抜くコツとしては、塗り直し=元々エルメスが入れた色に上塗りしている。
なので、どうしても革の模様の上に塗っているようになるんです(要は厚塗り状態)
さらに、上塗りのために模様が消えかかったいますね。
対して下はあくまで自然で、端っこギリギリまで模様も見えますね。
・・・さてさて基本的には修理する場合はエルメスに出したほうが確実ですよね?
何故、リカラー品が多いんでしょうか。
エルメスは染め直し(リカラー)や補色をしてくれない
エルメスでは磨き(小傷が取れたり、若干色もきれいになる)は受け付けているものの、色を入れ直したり傷の部分に色を補色する修理は受け付けていません。
理由は分かりませんが、使うと傷つくのは当然。その風合いまでも楽しんで欲しいと言う意味が込められているんでしょうか?
【重要】他社でメンテナンスするとエルメスで修理できなくなる可能性がある
エルメスは自社以外の手が加わることをとても嫌います。
エルメス以外でリカラーやその他の修理(ベルトステッチやロウ留め等)をすると、今後エルメスでの正規の修理が受けられなくなる可能性があります。
エルメスでも修理したい場合は、エルメス以外で修理しないほうが無難です。
査定額も結構下がります
買取時も傷がある以上にリカラー品のほうが査定額が下がります。
何故かというと、次に購入するお客様が敬遠する事が多いからです。
エルメスで修理を受けれない・何処のでリカラーしたかも分からない。
もちろん、上手い店と一目で分かるような店では査定額は変わりますが、どちらにせよリカラー前よりも下がる事が圧倒的に多いですよ!
今度は、真贋編をやりたいのですが、、何処まで話しても良いものか・・・
また何かいい材料があれば比較編も継続したいと思います☆
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