【徹底検証】ロエベのアナグラムブローチ(42,900円)とアナグラム風ブローチ(300円)を比較!見分け方は?
2021/11追記)
2021/11/4より価格改定が行われたため、ブローチの価格表記を38,500円→42,900円に変更いたしました。
いつもブログをご覧いただき有難うございます。
ブランドピース池袋店 自腹検証系鑑定士 井出でございます。
すっかり秋づいてきました。
秋服のシーズンは短いのですが、秋服って本当に可愛いですよね。
そんな秋服のアクセントにもなるブローチと言えば、ですよ。やっぱりロエベの【アナグラム】ブローチじゃないでしょうか。
ロエベの店員さんはネイビーのセーターにシルバーのアナグラムブローチを付けているのですが、兎にも角にもスタイリッシュで可愛いんですよね・・・!
この可愛さにつられてブローチ買っちゃった!という方も非常に多いかと思います。
ただ、定価42,900円(2年前くらいは28,000円くらいだった気が)。決して安くはありません。
また、真鍮で出来ている故に非常に非常に偽物(というより、ノーブランドのアナグラム風)が多いのも現実・・・。
「本家と区別がつかないのでは」「それならアナグラム風でもいいのでは?」というお声も数多く聞いております(+_+)。
それは・・・それは・・・・日々ブランドに携わる人間としては非常に複雑な気持ちになります・・・(+_+)
と、言う事で!今回は西武池袋ロエベ出身のアナグラムブローチ(42,900円)と、メルカリ出身のアナグラム風ブローチ(300円・送料込み)を比較してみました!
価格差実に143倍・・・どうなるのでしょうか!?
Table of Contents
まずはパッケージから
本家ロエベのブローチは、このように高級感のある箱、保存袋に包まれてやってきました。
さすが42,900円するだけあります。
さて・・・300円のアナグラムブローチは・・・このような感じです。
この時点で圧倒的な超えられない価格差を感じますね。
正面から比較してみましょう!
正面から二つを見比べてみます。
←本家 300円→
どちらも真鍮でできているのですが、本家ロエベの方はやはり美しく滑らかに仕上がっている印象です。
一方300円の方は、よく見なくても全体的にぼこぼこしていて高級感は感じられないです。。。
裏面デザインは?
裏面は本家は中央部分がぷっくりと仕上がっていますが、300円の方は平たんになっています。
▽本家ロエベのブローチ
▽300円のアナグラム風ブローチ
こう見ると、やはり本物の方がアナグラムに抑揚があるというのか、強弱がつけられたデザインになっていることがよくわかりますね。
一方アナグラム風はというと、単調な印象に仕上がっている感じです。
※ちなみに、作りの古い本家のアナグラムブローチは中央のぷっくりした部分にLOEWEの刻印がありますが、ここ最近の商品(1~2年以内の製造)には刻印は入っておりません。
ピン部分は
正直、ここが一番価格差を感じるなと感じました。
本家のほうはケガをしないようにしっかりピン部分が包まれるような仕様になりますが、300円の方は少し針の先端がはみ出る始末・・・
これは本家ではあってはならないことですね。リコール案件です・・・
▽本家ロエベのアナグラムブローチ
※少し作りの古いものには、300円ブローチのような丸い留め具のものもございます。
▽300円のアナグラム風ブローチ
しっかり針がはみ出てしまっています・・・
針の先端もこだわりを感じます。
針の先端も、やはり本家と300円クオリティでは違いました。
本家は針の先端を尖らせず少し丸くなっているのですが、300円クオリティの場合は非常に鋭利にできていて、触ると痛いです・・・
やはり本家は、ユーザー目線で細かいところまで配慮して作られていることがわかりますね。
ロエベの【本家の】ブローチをご売却検討中のお客様へ
ブランドピースでは付属品がすべて揃った場合(箱、保存袋、型番記載のあるカードがすべて付属する状態)のみお買取りが可能でございます。
ブローチのみの買取は難しくなってしまいます。ご了承くださいませ。
できれば、上記の付属品に加え、購入証明やレシートも一緒に保管しておかれることを強くお勧めいたします!
まとめ:やはり本家ロエベの方がオーラがあります。
いかがでしたでしょうか。
遠くからパッと見る限りだとわかりづらいですが、しっかり見るとロエベ本家の方が美しく仕上がっている印象です。
(今回比較したアナグラム風ブローチはかなり安いものだったので、値段次第ではもっとクオリティの高いものもあるかもしれないです。)
偽物・・・というわけではなくノーブランドのアナグラム風ブローチ・・・なので、「アナグラム風でいいや」だとか、「落としてなくしちゃったらショックだし」など、ご意見も色々あると思います。
個々人で考えが違うとは思いますが、是非!本家をご購入されてみてください。
本家とアナグラム風を買ってみて感じたのが、やはり本家の方が格段に愛着がわきますよ。
あとは何といってもやはり、これですよ。
僭越ながら、井出の格言で失礼致します。
それではまた次回!